カート(車椅子)療法

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パクちゃんはもうすぐ1才のパグの男の子。6か月の時に、胸椎の先天的な奇形から下半身が麻痺し、全く歩けない状態になり、レーザー治療に通っていた子です。麻痺の影響でおなかの動きも悪くなり、一時は腸を動かす薬が常時必要な状態でした。
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パクちゃんのレントゲンです。背骨の一部が三角形に変形して上に飛び出し、脊髄を圧迫しています。

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思うように動けないことですっかり落ち込んで元気をなくしたパクちゃんに、オーダーメイドの車椅子を注文しました。これがパクちゃんの車椅子001.gif

はじめは車椅子を怖がってなかなか歩こうとしなかったそうですが、飼い主さんは根気強くお散歩に連れ出して練習したそうです。いったんお散歩に行けるようになると、もとの明るい性格が顔を出し、麻痺していた後ろ足の感覚もすこしずつ戻ってきました。
そして今・・・

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パクちゃんは、自分の足で立てるようになったばかりか、歩いたり走ったりもできるようになりました!!
先日お家のもう一匹のワンちゃんと一緒にトリミングに来てくれた時の一枚です。今はもう、車椅子の出番はありません。

当院では、椎間板ヘルニアや事故などで足が不自由になった子に、車椅子を作るお手伝いをしています。
パクちゃんの例でもわかるように、病気の回復には、しっかりした治療はもちろん、飼い主さんの愛情と根気、そして本人(犬)のやる気も大事053.gif

「病は気から」は人間だけに限ったことではなさそうです。
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by yukuhashi-a-c-c | 2010-01-17 13:05 | 診療日誌


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