避妊・去勢手術についての豆知識

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本日トリミングで来院されたキャバリアのマックくん。体重7.8kg
キャバリアは心臓病(僧帽弁閉鎖不全症)が多いのですが、マックも例にもれず心臓に雑音があります。

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同じくトリミングで来院されたキャバリアのチャチャちゃん。体重12kg!!避妊手術を受けた後、一年足らずで2kgも太ってしまいました。チャチャちゃんにも心臓病があります。早い子では5~6才から心不全の兆候が出てくるので、キャバリアを飼われている方は気をつけてあげてくださいね001.gif

そして同じ名前のミニチュアダックスのチャチャくん。
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チャチャは去勢手術を済ませたころから、全身の毛が綿毛のようにフワフワになってきました。これはダックスでよくみられる現象で、ホルモンバランスが変わることが影響しているようです。残念ながらもとには戻りません。そのため、当院では、ダックスの避妊・去勢手術前には必ずこのことを説明するようにしています。

ペットとして飼われているワンニャンでは当たり前のように行われている避妊・去勢手術。望まれない子犬や子猫を増やさないために、また、生殖器の病気の予防になるという大きなメリットがあるからこそ、推奨されているのですが、一方で術後太りやすくなったり、毛質が変わったりするデメリットも・・・
その子の体質や、縫合に使う糸の種類によって、【縫合糸誘発性肉芽腫】というしこりが出来てしまうこともあります。糸に対する一種のアレルギー反応といわれていますが、手術で原因になっている糸を取り除いても体のいたるところで再発してくるたちの悪いしこりです。これまた、ダックスは好発犬種です008.gif
組織反応の少ない糸を使うことで発症は減らせますが、100%防止することはできません。

避妊・去勢とはいえども、麻酔もかけるし、お腹も開ける(避妊のみ)立派な手術。家族である飼い主さんには、そのメリットと起こりうるデメリットをきちんと理解して頂きたいと思います。

手術の時期・価格・入院や手術に対する相談・質問はいつでもお受けしています。お気軽に病院までお問い合わせください。

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by yukuhashi-a-c-c | 2010-01-26 19:46 | 診療日誌


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