アキちゃんのヘルニア奮闘記

今年8才になるダックスのアキちゃん。当院に受診したきっかけは椎間板ヘルニアでした。幸い麻痺の程度は軽かったのですが、よろつきや、痛みの症状があったため、レーザー治療をうけにせっせと通いつめて、ようやく腰の調子も落ち着いた頃・・・

昨年11月に会陰部(尾の付け根、肛門の横辺り)のヘルニアが発覚しました。会陰ヘルニアは去勢していない中年以降のオス犬がなりやすく、ホルモンが関与しているといわれています。年齢と共に肛門横の筋肉が徐々に薄くなり、最終的には穴が開いて、排便時に腸が皮下に飛び出して、排便困難を起こす厄介な病気です。自力で改善することはないので、薄くなった筋肉を縫い合わせる手術が必要です。

アキちゃんの場合は両側性で、右のヘルニアの出方が酷く、飼い主さんと相談の上、行橋での術前治療を経て、若松本院で経験豊富な今林院長の執刀で会陰ヘルニアの手術を行なうこととなりました。はじめに右側と進行防止のための去勢手術、約2ヵ月後に左側の手術が行なわれました。

今日は待ちに待った抜糸の日003.gif

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初回の手術後、初めての入院で不安だったのか、尻尾の振りすぎで傷の付きが悪かったアキちゃん037.gif今回の術後は少し慣れもあったのか、経過は良好でした。今は寒そうなお尻も、暖かくなるころには毛が生え揃うことでしょう♪

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もともとの持病である腰にもレーザーを当てて・・・

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飼い主さんの腕に抱かれるとようやく安心した表情に043.gif

術後、順調な回復を見せてくれているアキちゃんですが、今後も再発しないよう、ウンチの硬さをコントロールするお薬を飲みながら、腰のヘルニアのため定期的にレーザー治療もしていく必要があります。飼い主さんとの二人五脚(2足と4本足だから♪)で、アキちゃんのヘルニア奮闘記はこれからも続きます・・・
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by yukuhashi-a-c-c | 2010-02-16 19:40 | 診療日誌


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