後肢が動かない

お盆前の暑い日。
左の後肢が動かなくなったと、7歳の猫が病院へやってきました。
名前はソマリン。

歩こうとしても曲げることができずに伸びたままの左の後足。
猫で足になにか異常がある場合、まず思い浮かべるのが骨折やケンカ傷です。
左肢を触ってみると右と比べて冷たく、試しにツメを短く切ってみても、出血量が極端に少ない008.gif
これは、骨折やケンカではなく、血行障害で麻痺がおきてる証拠!!

エコー検査で心臓を確認してみると・・・・
心筋が肥大してる!!!

これは肥大型心筋症といって、心臓の筋肉が厚くなることによって、
十分に全身に血液を送れなくなる病気です。

この病気は、呼吸困難や後肢麻痺などが主にみられ、放っておくと
後肢の先端が壊死してしまったり、呼吸が出来なくなって亡くなってしまうこともあります。


ここから入院して治療がはじまりました047.gif


血行や神経の流れをよくするためのレーザー治療、
心臓の栄養剤や血行促進のための注射を毎日がんばりました。

写真は、お父さんに抱っこされてレーザー治療をするソマリン。
d0124072_113601.jpg


頑張って治療を続けたおかげで、血行も少しずつよくなり、
左後足を曲げてだいぶ歩けるようになりました!

もとのとおり元気に走り回れるようになるまであと一歩!

ソマリン頑張れ!
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by yukuhashi-a-c-c | 2011-08-30 11:36 | 診療日誌


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