内視鏡実技セミナー

本日はいいお天気でおでかけ日和でしたが、私石田は山口大学動物医療センターで行われた内視鏡実技セミナーに参加してきました!

車で高速使って約2時間。湯田温泉に程近いところに山口大学はあります。
当院からも難しい症例を紹介して診ていただくことがありますが、実際行くのは私も初めて。

ナビで大学めざして行ったはいいけど、最初大学構内に入ってしまい、迷路みたいな道で迷って警備員さんに聞くはめに。正門より手前の道から大学の周りをまわる感じで裏の方へ。看板も小さいのが1ヶ所なんでわかりづらかった(^_^;)しかし、ありました!動物医療センター!

d0124072_2159225.jpg


まずは午前中、内視鏡に関する講義が山口大学大学獣医学科の板本先生からありました。

実習の予習的な、内視鏡の適応症や検査の進め方について。

獣医の世界で内視鏡が最も活躍するのは異物摂取。主に犬で、誤って飲み込んだ異物をお腹を切らずに摘出できることも多いのです。(猫もありますが犬よりは少ないようです)

そして、腸の慢性炎症や腫瘍の診断に役立つ組織検査も内視鏡の得意分野。採取した組織の良し悪しで診断や治療が変わることすらあるので、非常に重要な検査です。

内視鏡とは、いわゆる胃カメラなんですけれど、下部消化管ではおしりからみることもあります。今回は上部消化管の内視鏡実習でした。咽頭部、食道、胃、十二指腸までをみていきます。

今まで、講義の内視鏡研修は何度か受けましたが、今回は実際に自分で内視鏡を操作しながら練習できます。自己流でやるのと、先生から指導受けながらやるのは大違いでした…。

まずは、胃腸のリアルな模型を使って基本的な操作を練習。中には胃潰瘍やポリープまで再現してあり、それをみつけて戻ってくるという(^_^)

そして、組織生検の実習。これは本物の豚の腸を使って、内視鏡から組織を採取する鉗子を入れて、実際に採って検査に出すまでを練習。これは二人一組で息をあわせてしないといけません。

最後に、実際に大学のビーグル犬で生体実習。

まず先生のデモンストレーションがあり、そのあと一人一人口から入れて、十二指腸に入れ、また口に戻ってくるまでを付きっきりで指導を受けました。

最大の難関は、胃を出て十二指腸に入るところ。開け閉めを繰り返す小さな胃の出口にこれまた小さい内視鏡の先端を入れる作業は至難の技でした。

これが成功すると、見学者の中で拍手が沸き起こってました。

私も苦戦しながらどうにかクリア!私の前の柳川先生の時に見つかった腸内の糸状の異物を取るというオプションまであったけど、あっという間の実習時間でした。

協力してくれたビーグルの子にも感謝です♪

写真は一緒に講義を受けた若松本院の柳川先生。私自分は必死すぎて撮ってもらうの忘れてた!

d0124072_2237317.jpg


とても為になる、実戦的な実習で、何より内視鏡の面白さに目覚めた気がします。

これから日々練習を積んで、目標は組織検査まで出来るようになりたいものです。
[PR]
by yukuhashi-a-c-c | 2013-10-20 20:50 | 学会報告


行橋動物ケアクリニックの診療日誌です


by yukuhashi-a-c-c

プロフィールを見る

カテゴリ

全体
ご挨拶
設立趣旨
診療指針
工事過程
設計図
診療日誌
おしらせ
トリミング
今日の診察室
症例
スタッフのわが子達
里親募集
学会報告
LEBAⅢトライアル
写真コンテスト
未分類

以前の記事

2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
more...

フォロー中のブログ

今林動物ケアクリニック ...
日本一周 徒歩の旅・路傍...

その他のジャンル