入院患者 ウサギのロコ
7才になるウサギのロコちゃんです。

歯が悪くなり、治療と食事補助が必要になりましたが、飼い主がほぼ一日仕事で不在のため、入院することになりました・・・その飼い主とは、実は私なんですが
7才とウサギにとってはかなりの高齢ではありますが、昨年末までは全くの病気知らずだったロコ。
ある日、左のほっぺが腫れだして病院で処置したら歯の根っこが化膿してることが発覚しました。

左の顔が腫れています・・・
抗生物質の注射を自宅でしつつ経過をみていましたが、腫れの場所が徐々に広がり鼻水まで出だしたので麻酔下で口の中を見てみると・・・左の上の歯茎が化膿して歯がグラグラになっていました。悪くなった歯を抜き、レントゲンを撮ると更に驚愕の事実が
歯の根っこから左の顔面の骨まで感染を起こしほぼ溶けてしまっていたのです。
10年以上ウサギを診察してきましたが、こんなに悪い歯槽膿漏は初めてです。患者さんのウサギだったら、どう治療していくか、とても悩んでいたと思います。ウサギは犬や猫と違い、使える抗生物質はほんの数種類しかありません。しかも、一度化膿しだすと膿がチーズのように固まりなかなかひいてくれません。
歯を悪くして治療が必要になるウサギは数多くいますが、そのほとんどは処置により改善が可能です。
でも残念ながらロコは・・・骨の感染まで起こしてしまっているので現状を維持するのがやっとなのです。
7年前、ペットショップで売れ残り、たった1000円で売られていたロコ。そのゲージがあまりに汚かったのと、ウサギを診察する以上、健康なウサギのウンチの量や食欲、お腹の張り具合を知ることも大事だと家に連れ帰りました。それからずっと、ちょっと凶暴な性格ですが、よく食べて、よく出す健康優良児でいてくれました。
ロコがこんな病気になったのも、私にもっと勉強しろって意味なのかな・・・
たとえ治らなくても、治療と体力の限界が来るまで、諦めずケアしていこうと思います。

歯が悪くなり、治療と食事補助が必要になりましたが、飼い主がほぼ一日仕事で不在のため、入院することになりました・・・その飼い主とは、実は私なんですが

7才とウサギにとってはかなりの高齢ではありますが、昨年末までは全くの病気知らずだったロコ。
ある日、左のほっぺが腫れだして病院で処置したら歯の根っこが化膿してることが発覚しました。

左の顔が腫れています・・・
抗生物質の注射を自宅でしつつ経過をみていましたが、腫れの場所が徐々に広がり鼻水まで出だしたので麻酔下で口の中を見てみると・・・左の上の歯茎が化膿して歯がグラグラになっていました。悪くなった歯を抜き、レントゲンを撮ると更に驚愕の事実が

10年以上ウサギを診察してきましたが、こんなに悪い歯槽膿漏は初めてです。患者さんのウサギだったら、どう治療していくか、とても悩んでいたと思います。ウサギは犬や猫と違い、使える抗生物質はほんの数種類しかありません。しかも、一度化膿しだすと膿がチーズのように固まりなかなかひいてくれません。
歯を悪くして治療が必要になるウサギは数多くいますが、そのほとんどは処置により改善が可能です。
でも残念ながらロコは・・・骨の感染まで起こしてしまっているので現状を維持するのがやっとなのです。
7年前、ペットショップで売れ残り、たった1000円で売られていたロコ。そのゲージがあまりに汚かったのと、ウサギを診察する以上、健康なウサギのウンチの量や食欲、お腹の張り具合を知ることも大事だと家に連れ帰りました。それからずっと、ちょっと凶暴な性格ですが、よく食べて、よく出す健康優良児でいてくれました。
ロコがこんな病気になったのも、私にもっと勉強しろって意味なのかな・・・
たとえ治らなくても、治療と体力の限界が来るまで、諦めずケアしていこうと思います。
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by yukuhashi-a-c-c
| 2010-01-07 21:23
| 診療日誌